告白します。やってしまったよ
いしゃへ行こうか、ほんと。
告白します。昨日飲んじゃいました。11月29日に飲んで、半分残しておいたジンのボトルの残りをぐいーっと。うん、アル中だね、わしは。
自分にもブログにもうそをつくわけにはいかないので、ここで正直に書いておきます。
甘いことを言うと思うでしょうが、また断酒をやりなおします。いつかはやめないと、身がもたないですから。わしの場合は、身っていうよりも精神が崩壊しそう。
なんていうか、酒を見ても「あーっ飲みたい」とは思わないんです。ただだれかのブログとか読んでいて、「ダンナといっしょに作ったツマミをあてに、ぐいぐい飲んでしまいました」なんて記事にぶちあたると、、、なんかだめなんですよね。
うーん。きっと精神面に問題を抱えてるせいで飲酒するんでしょうな。アルコールというブツそのものより、周辺の事情でふらふらと飲みたくなる。温かさがほしいのかいな?
タバコだってそうらしいですね。あれをやめにくいのは、肉体依存と精神依存があるからだと聞いたことがあります。
肉体依存のほうは、体内からニコチン成分がぬけるとだいたい消滅するそうです。ニコチンが引き起こす禁断症状がなくなるので、「からだが求める」状態を卒業できるわけですな。
でもタバコへの精神依存は・・・これはむずかしい。自分の意思で断ち切らないとね。
わしはできましたよ。禁煙には100%成功しました。いまではあの巻紙のそばにすら近寄っていません。禁煙暦は10年を超えましたし、いまでは立派な嫌煙者です。
もう遠い記憶ですが、あのときの禁煙もそれなりに苦しみは伴いましたね。4、5回は失敗したし。ではどうやって成功させたのかというと・・・
憎悪の炎で吸いたい欲求を焼き尽くしました。
もともとノドが弱かったわしに、面白半分で喫煙を勧めてきた友人がいたんですよ。ハマりやすい性格なのをよく知っていて、からかいたいだけのためにしつこく吸え吸えと言ってきたやつがね。
で、依存癖のあるわしがみごとにタバコを手放せなくなったのを見ると、顔を覗き込んできてせせら笑ったやつがいてねえ。「ちょっとからかってやっただけやのになぁ。こんなにうまくハマるなんて。ごめんなああ!あっはっはっは」悔しさで涙がうかびましたよ。
あのバカの顔を血が流れて骨が砕けるまでコブシで殴りつけることを想像しながら、禁煙のつらい精神依存の時期を乗り越えました。わしがまたアレに手を出したら、あいつが高笑いするだけだぞと自分に言い聞かせてね。
わしの禁煙体験はこんな感じで克服しました。
つぎはアルコールですね。やってやるぜ!
なにへの憎悪で酒への精神依存を押さえ込もうか?・・・バカな兄か、虐待した母か、助けてくれなかった父か。
家庭環境に問題は山のようにあったし、間違いなくそれがアル中を引き起こしているので。憎む対象が多すぎて、だれに絞ればいいのかわからん。禁酒しながらしばらく考えてみます。
アルコール中毒者互助会なんてのには入会しませんぜ。ひとりで闘います。
ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフくんは、10代の頃からアルコールに手を出し、いまは断酒暦2年だそうです。あの子も苦労してんのね・・・。
禁酒1日目
11月30日が禁酒初めの第1日目です。
まあ、まだつらくはありません。10代の頃から飲酒をしていたアル中ですけど。それもウォッカやラムなんてのをがぶがぶ。親に隠れてね。とはいえ毎晩晩酌する習慣は幸いなかったからかな?1日の酒断ちで発狂しそうになるということはありませんね。
ただたまに大飲みをする癖があるのは確かで、それを治したいんですよね。
これからは意思を強くもって生きていきたいので。
内臓もいたわってあげたい時期ですしね、禁酒するタイミングとしては今はいい時期だと思っています。
少し前の『クローズアップ現代』でアル中特集をやっていました。
なんと長年アル中やってると、前頭葉がスッカスカになって、行動を制御する力が働かなくなるらしいです。お、おそろしい。
私はすでにスッカスカなのかどうか?わざわざMRIを撮影するのも面倒なので、禁酒半年できるかどうかで確認してみます。できたら・・・まだ自分の意思で行動を制御できるってことですね。
できなかったら・・・?いしゃへいきます。
アルコールに手をだしてしまいました
1、2ヶ月前にえらそうなことを書いていましたね、今読み返すと。でもそんな記事が恥ずかしくなるようなことをしてしまいました。昨晩、酒に手を出してしまいましたよ。
飲酒量はえーっと・・・ジンのボトルが半分空になってます。350mlくらいかな。
やっちゃったなあと思っています。
体調はわるくはないですよ。二日酔いも胃痛もなしです。でも禁酒の誓いを破ってしまったことで気分がよくないんです。
あとはそうですね、体がなんとなくむくんでいます。水分を補給したくなるので、水やお茶をがぶがぶ飲んだせいでしょう。ウエストがなんだか太い感じがします。
太る恐怖を押さえつけてしまうほど、飲酒欲求って強いのですね。・・・まじで恐ろしい。
でもこれを機会に禁酒というか断酒というか、とにかくアルコールを遠ざける決心を(また)しました。目標期間は半年です。
なんで半年?かというとですね・・・兄に負けない精神力を見せつけてやりたいからです。
うちの兄が糖尿病で今年の夏に入院しました。その入院が長引いて長引いて、ついに6ヶ月目に突入したそうです。病院はとうぜん禁煙です。ヘビースモーカーの兄は、強制的に6ヶ月間の禁煙をさせられているわけです。
タバコが吸いたいとあのアホはいまだに言ってるそうです。それでわたしは「半年も禁煙してたら体内からニコチンなんてとっくに排出されてる。我慢できないわけがない。吸いたいのは意思が弱いからだ」と言ったんですよ。
わたしの言ったことは正解だと思っています。でも待てよ。中毒性というか習慣性があるという意味では、アルコールだって同じじゃないか、とふと思いました。
アホに偉そうに言うわたしがアル中も克服できないなんて。ぷ、ぷらいどが許しません。ぷらいど。
それで我が精神力を見せ付けるべく、半年間の禁酒を誓ったわけです。どうしても断れない付き合いの場では、まあ舐めるくらいはするかもしれませんけど。自分からすすんで飲むことはしません。
実感してみたいんですよ。半年たって、体内からアルコールが完全に抜けてしまったときに、どんな気分がするのか。どんなふうに体が変わるのか、自分のメンタルが変わるのか。
断酒ブログみたいになってしまうかもしれませんね。でもこれからの半年間、自分の気持ちの変化をつづっておきたいと思います。
飲酒は家庭を壊す
お酒はいいもんです。気分が高揚して、話も弾みますしね。ご両親が楽しそうに晩酌していて、子どもたちに「どうだ、学校の様子は?」なんて、話題をふってあげたりしてね。笑いの絶えない楽しい食卓になりますよね。
そう、お酒に罪はありません。正しく使えば、人間関係も家庭環境も円滑にする万能液です。
でもね、正しく使えない人は、酒なんて飲むもんじゃありませんよ。正しく使えない人っていうのはいろいろいますね。具体的には、酒を飲むうえでのマナーがなっていない人、人間性が未熟で、他人への対応がふだんから幼稚な人などなどです。
アルコールは心の制御を取り除きます。やってはいけないことでもやってしまうんです。感情の起伏も大きくなりますから、ふだんより攻撃的になります。
その人がもっている悪い面が大きくなるとでもいいますか。
ふだんから子どもを思いやってあげられない人、KYな人が親になり、家庭をもっても飲酒癖があったりしたら・・・しかも深酒をする癖があったりしたら・・・
子どもは地獄の苦しみです。
私の親がまさにこういう人だったので、よくわかるんです。毎日の食事時がいやでいやでたまらなかったですね。でもそれをだれにも言えず苦しさを飲み込んでしまうから、幼くして心に闇を抱えてしまうんですよ。
最近は家庭内での子どもの虐待が増えたといいますね。でもたぶん、大きく増えてはいないような気もします。昔からあったんですよ、
最近多くなったなと感じるのは、通報されたり報道されたりするケースが増えたからというだけでしょう。家庭での虐待を防げ、ってキャンペーンが社会にそこそこ浸透した成果じゃないでしょうか。
とはいえ、だれにも相談できずに、両親の飲酒癖と行動や言葉の暴力に悩んでいる子どもは今もきっとたくさんいますよ。あれは氷山の一角。家庭は一種の閉鎖空間ですからね。よほどでなければ他人には中のことは知りようもないものです。
家庭というオリのなかで、逃げ場のない子どもを傷つけないで済む世の中であってほしいと思います。アルコールが入るとついキツい言葉を子どもにぶつけてしまう人、いまでもいるでしょう。そういう方は迷わず断酒してください。それもまた親の責任のひとつです。
断酒の秘訣は世間をあざむくこと
私は断酒に成功しましたが、アル中一歩手前だったと思います。いやまあアル中だったと言ってもいいかもしれませんね。
断酒できた今でもたまに怖くなります。ほんとうに大丈夫なのか、実はまたアルコールの奴隷に戻ってしまうんじゃないかって。
それを確かめるためにだけ、機会があれば少しだけ飲んでみます。
私の場合は断酒といってもソフト断酒です。外食時に友人たちとチョイ飲みするのはOKにしてるんです。これは自分に甘いというよりも、「自分だけの断酒の世界を守る」ための大切な秘訣です。
本音をいえば外出先でも少しも飲みたいわけではありません。頑固に断ると、「あの酒飲みがまたどうして?」とかえって友人たちの好奇心を引いてしまいます。嫌がるとかえって勧めてくるヤツ、いるでしょ?その攻撃をかわすためだけの、ソフト&チョイ飲みです。
適当に飲むか、酒を舐めるかしていれば、とりあえず人付き合いの場はやりすごせます。世間並みの顔をすることで、世間を欺くんですね。
このソフト断酒は、じつは自分のメンタルにもいい効果があります。
付き合いで恐る恐る飲んでみて・・・そして・・・
1杯で満足している自分を感じて、心底安心するんです。ああよかった、アルコールへの隷属から完全に抜け出せたんだと。
そしてまた日常の断酒生活へと戻っていく・・・
でも頻繁に飲みに誘ってくる友人からは、それとなく離れるほうがいいかもしれませんね。相手のペースに合わせてばかりだと、いつの間にかまたアルコールを過ごしてしまいます。
たまにお付き合いで飲むのは、あくまで断酒を長く続けるための方策にすぎないということを忘れずに。
今までは酒が主人、あなたが奴隷でした。これからはあなたが主人、酒が奴隷なんです。
いやな仕事をスムーズに進める秘訣
この仕事はやりたくなーい、と何ヶ月も放置していることがあります。ひどいものなら何年も放置ってこともありますね。納期が迫っているものは、まあ、どこかでふんぎりをつけて取り掛かりますけど、締め切りのないプライベートな問題は何年でもほうっておくことがあります。
だらしない・・・この思いがまた自己嫌悪を誘うんです。そしてさらに放置。
このマイナスの悪循環を断ち切るには、「とにかく手をつける」。これしかないんです。
なんでもいいから手をつけ、とりあえず10分だけやってみる。これが第1段階です。
第2段階は10分後の気分で決めます。
やってみてどんな気分ですか?思っていたよりもスイスイできるなと思ったり、一刻も早くここから逃げたいと思ったり、向き合っている仕事によって反応は違うでしょうね。
私の場合は、やってみると、うん、あと10分くらいならできるかもって感じることが多いです。そうしたらあと10分やってみます。そしてまた気持ちを整え、できそうならあと10分・・・。
いやなら好きなところで止めていいと決めています。だから合計20分弱しかできなくても気楽なもんです。だってどうせずっと放っておいたものなんですから。昨日のゼロよりは進歩したじゃないですか。
好きなところで止めて、またとりあえず「とにかく手をつける」をできれば翌日始めます。翌日が無理でもあまり日を長く空けないほうがいいです。
行動はリズムと習慣でできています。リズムを作ってしまえば、習慣のように苦もなく取り組めるものです。あれ?あんがいスラスラはかどるじゃない?ってね。
頭で考えるよりも行動するほうが早いものです。いやだいやだと考える暇に、なんでもいいから手を動かすといいです。気分もすっと楽になるし、わずかでも成果をみると前向きになれます。
私が禁煙を成功させた理由
ずいぶん以前にタバコを吸っていた時期があります。でも10年ほど吸っていません。禁断症状もないし、夢にタバコが出てくることもありません。
もともとのどが弱く、煙は苦手ではあったんです。それなのにハマってしまった。だからずっとやめたいと思っていたんですよ。でも習慣の力は強いですから、長年苦しみました。
すっきりと禁煙ができた理由はですね・・・
嫌いなヤツへの怒りをエネルギーにしたんです。ここで吸ってしまうと、あいつがお前をあざ笑うぞ、それでもいいのか?と唱え続ける。そうしたら、すっきりと縁を切ることができました。
怒りのエネルギーは膨大です。これを使わない手はない。
それが正当な怒りかどうかは、ケースによって違うと思います。真心を裏切られたという当然の怒りもあれば、八つ当たりや逆恨みもあるでしょうね。でも自分のなかでエネルギーに変換するだけなら、怒りの質はどうでもいいんです。
禁煙の苦痛ですか?うーん・・・さいしょの1、2週間はけっこう気になりました。そのあとからタバコを思い浮かべることもなくなりましたね。自分のなかからタバコの存在を抹消できた実感がありました。
私が使った怒りは、何かと依存しやすい私の性格をからかうために、わざとタバコを勧めてきた当時の友人に対するものでした。本人があとからそう言ったんですよ。「少しからかってやっただけなのにね、ゴメンなぁぁ?あーっはっはっは」・・・怒るでしょ、これ。
こういう人、じつはけっこういますよ。がんばって禁煙している人に、おもしろがってタバコを勧める人とか珍しくないでしょ。相手の嫌がることをして喜ぶ体質の人間は、そのへんにいくらでもいます。
周囲にこういうバカがいたら、なるべく早く離れることです。
そして怒りや失望をエネルギーにして、自分が望まない習慣を力づくで変えてしまいましょう。怒りが強力なほど、大きなパワーになってモチベーションもあがりますよ。